京都精華大学映像コースのEIZOな日々
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後期授業スタート!
こんにちは!映像コースの2回生のタマリです。
高校生の時に見てたブログを自分が更新することになるとは思いませんでした。
もしセイカ映像が気になる高校生が見てくれた時に、一番トップに広告出てたら嫌ですもんね。
いやはや。

本日10月1日から、後期の授業がスタートしました!
私は今日休みだけど、努力・友情・勝利をスローガンとして掲げる映像コースの仲間として、初授業を見届けに来ました。
夏休みがまる2ヶ月近くあるので、久しぶりの学校に皆ソワソワ気味でした。
でも大丈夫。1ヶ月もすればこぞって目の下にクマができると思います。


書くこともないので夏休みヨーロッパほぼ1人旅に行ってきた写真を載せたいと思います。
スペイン、フランス、イギリス、イタリアの4カ国5都市を15日で周遊しました。

パリ、ロンドンは京都みたいに小さなギャラリーが多くあって、若い作家が頑張っている様子が見れてよかったです。
パリのポンピドゥーセンター、ロンドンのテートモダンはどちらも1日まるまる使って観るような物量なのに、入場はタダとか。
ロンドンは博物館も多いので行く価値ありです。ヴィクトリア&アルバート博物館もおすすめ。

ロンドンまでパリから夜行バスで行ったのですが、深夜突然叩き起こされて「殺される」と思ったら入国審査だったり、その後安心してまた寝てたら地下倉庫みたいなとこでまた起こされて「人身売買だ」と思ったらフェリーに乗せられてたりしておりました。
ていうか寒かったです。15度くらいでした。もう皆ジャケットきてんのに、私Tシャツ。
海外に行く時は気温を見るべきなんだな〜!っておもいました〜!

精華大も、学生証を出せば色々な割引があるのが素晴らしいですね。
精華といえばヴェネチアビエンナーレでは、精華卒の塩田千春さんの作品を見れて感動しました、!
ヴェネチアで水上バス乗りたくて、ミラノで聞いたら「往復5ユーロくらいだよ」って言うから楽しみにしてたら往復15ユーロでお金足りなくて猛暑の中5キロ半泣きで歩きました。ちくしょーばかやろーと思いながら着いたビエンナーレ会場はもう天国かと思いました。

他の映像コースの子たちも、何人か海外に行ったみたいで、話聞けるのが楽しみです!
海外での刺激が作品にどう生かされるのでしょうか。どんな作品見てきたんかなー!

これからも更新メンバーに入れてもらえたら更新します!タマリモモコでした。
【宣伝】タマリの所属しているアートユニットのHP http://kiikichi.web.fc2.com

特別講義
 今日は映像コースの特別講義がありました!

毎年ドイツで開催されている「オーバーハウゼン国際短編映画祭」について、中沢あきさんに講義をしていただきました。
中沢さんは映像作家であり、この映画祭のキュレーターでもあります。
ドイツに拠点をおいており、毎年この時期に日本の作品をリサーチするために来日されます。

オーバーハウゼン国際短編映画祭は、短編映画専門の映画祭としては世界でもっとも古い映画祭のひとつだそうです。
中沢さんは2006年からこの映画祭に関わっているようです。

この講義に学生もたくさん出席して、部屋は満員でした!

今日はこの映画祭のアーカイブ作品を8本上映していただきました。
考え方や、発想が面白い作品ばかりで、個人的にはかなり刺激を受けました。

中沢さんによると、この映画祭のこども向けのプログラムでは、「審査員に選ばれたこどもたちが、ちゃんと審議をして受賞作品をきめる」そうです。
日本の映画祭でもこどもが審査をする映画祭は少しはありますが、このような大きな映画祭で、こどもたちが審査をして、なおかつ壇上で選考理由なども観客にしっかり伝えるというのはなかなかないと思います。こどものころからそうやって映画祭に関わっていくって何だかステキですね。

なんと映像コースの教授、伊奈先生はかつてこの映画祭の国際審査委員を務めたことがあるそうです!
来年のオーバーハウゼン国際短編映画祭にむけての作品募集締切は来年2月だそうなので、映像コースのみんなもいろんな先生のアドバイスきいたりして新作を作ってこの映画祭にもバンバン応募してくれるといいな〜!


たなか





PiKAPiKA体験
こんにちは!

今日は、非常勤で来てくださっているナガタタケシ先生の授業の様子をちょこっと紹介!
ナガタ先生は、クリエイティブユニット「TOCHKA」として、カメラの長時間露出とコマ撮りアニメーションを組み合わせた手法(PiKAPiKA)を用いて作品を制作しており、世界で活躍しています。
映画祭でも数々の賞を受賞されている大物です!!
そんなナガタ先生の授業で、学生もPiKAPiKAを体験しました!

PiKAPiKAで絵を描くためのライト。
ナガタ先生が大量に持って来てくれました!

まずはみんなで描いてみました!

そしてこれを応用してアニメーションに!
光がぴょんぴょんしててかわゆいね〜

次は学生一人ひとりが挑戦!
自分の名前と、その他好きなように絵を描きます。
今回は15〜20秒のあいだで絵を描くため、みんなで協力し合いながら撮影していきました。


そしてそれをつなぎあわせてアニメーションにしたのがこちら!
こんな感じで20人ほどの学生がそれぞれ描き上げました!

今はこんなことも手軽にできるようになってきているので、興味のある方は是非やってみてください〜
それでは〜☆

たなか

京都精華女子高校×映像コース 高大連携模擬授業
 こんにちは!
先日、京都精華女子高校と映像コースの高大連携模擬授業でアニメーションワークショップを行いました!

まずは相内先生の自己紹介とWSの内容について説明。

「これをこうして、こうやってアニメーションを描くんですよ〜」

ホワイトボードには、作業行程がぎっしり書かれていました。


今回のアニメーションのテーマは「メタモルフォーゼ」。
それぞれが描いたアニメーションをリレー方式でつなげて、最終的にひとつの作品をつくります。
最初は何をどうしたらいいか分からず困惑している学生もいましたが、内容を理解してからは、みんなものすごい勢いで描き進めていました!
1人あたり10枚でアニメーションを描く予定でしたが、用意していたアニメーション用紙が足りなくなるくらい、ほとんどの学生が10枚以上描き上げていました。


みんな、描くのが速いだけでなく、絵もとても上手で驚きました!
美術科の学生さんたちだったようで、普段から絵は描いているそうです。

描き終えたら、原画を撮影してパソコンに取り込み、編集。
そして上映です!


みんなの絵はばっちりアニメーションになっていて、初めてとは思えませんでした!
ワークショップは4時間程度しかなかったにもかかわらず、とても素晴らしい作品が完成しました!疲れ様でした〜!
完成した作品はYouTubeにアップしているので、是非ご覧ください!


それでは!

たなか



映像コース×音楽コース 合同制作作品
 3年生の前期の授業で、映像コースとポピュラーカルチャー学部の音楽コースの学生が合同で作品を制作しました!
その作品がYouTubeにアップされたので、是非ご覧下さい!


今回は、梶井基次郎の著書「檸檬」(内容はこちら)をもとに、
「起・承・転・結」の4チームに分かれ、映像コースはロトスコープという手法でアニメーションを制作しました。
ロトスコープとは、まず最初に実写映像を撮影し、その映像の動きを手描きでなぞっていくという、とても制作に時間のかかる手法です。
4チームそれぞれ、どのようなタッチのロトスコープにするかを決め、色鉛筆やペン、水彩、コラージュなどで絵をつくっていきました。

音楽コースと合同でこの授業をするのは初めてだったので、音楽コースの学生への曲調のリクエストや制作についての話合いなど、今まで経験できなかったことができたようです。

制作できる期間もかなり限られているなか、みんなよく頑張りましたー!


ちなみに、このロトスコープの課題は毎年恒例の授業です。
昨年度の課題も是非ご覧ください〜!

たなか
1年生の授業風景
 先日の 1年生の授業「グラフィックデザイン」の様子を少しだけレポートします!

(グラフィックデザインと言っていますが、この授業でパソコンで何かを制作するということはほとんどありません!)

授業で「驚き盤」という、円盤にアニメーションを描いたものを学生たちが制作しました。
今回は、その驚き盤に描いたアニメーションが実際に動くところを見る & それに合わせてみんなで即興で音を付けるという内容でした。

そして今回は、2年生の授業も合同で行いました。2年生はセンサーやプログラミングの実習をしていて、そこで作ったセンサーが思いどおりに反応するのかを実験しました。

まずは驚き盤を回転台に設置、その驚き盤をビデオカメラで撮影してプロジェクターから投影します。

1年の「グラフィックデザイン」担当の井上先生(左)と2年の「メディアアート」担当の平野先生(右)がセッティングをしてくれました。

井上先生が持参してくれたミラーボールを天井に設置して

驚き盤を回転台に置いて

ミラーボールの光が部屋をおしゃれに彩るなか、みんなでアニメーションを鑑賞。

人が歩くアニメーションや、しろくまがムキッとするアニメーションなどに

笛や太鼓で音を付けていきます。

井上先生も一緒にポコポコ

たまに声も入れたり

DJもしてくれました。

一方、2年生は光を感知してパソコンの映像が切り替わるセンサーを取り付けます。

うまくいったりいかなかったりのようでした(笑

そんな感じでドンチャンワイワイしながらの授業でした〜
毎年恒例の驚き盤演奏会ですが、いつも学生によって演出が変わるので、とても楽しい授業です!


たなか