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京都精華大学映像コースのEIZOな日々
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どうも、マギーです。
最近布団でねてません、椅子でねてます。
さて、ボーボーラボを書くのを回避するためにアップした箱で駅伝でしたが、世間が許してくれなかったのでしぶしぶ書くことになりました。
今日精華大学に、新型のカメラが入りました。
その名も、A1J!
このガンマイクとビデオカメラのアンバランス具合がまるで小柄な女の子が大きな荷物をがんばって背負っている姿がごとく、可愛いですね。
記録はハイビジョン画質であるHDV、および業務企画であるDVCAMが可能です。
DVCAMというのには皆さんなじみがないと思いますが、普通の家庭用カメラにくらべて安定した記録ができます。またブルーバックでの合成映像を作る際、青色の抜けがよく扱いやすいです。
映像コースでよくカメラをかりるとき、漠然と「カメラかして下さい!」と部屋にとびこんでくる人が、いますが、これではシロウトくさいです。というわけで今日は、カメラの種類と名前を覚えましょう。
1.DV・テープ系
いわゆるミニDVのビデオテープをつかえるカメラです。解像度が低いですが、課題制作などではまだまだ現役機種です。
<大型機種>
●VX2000(ブイエックス2000)※写真
ハンディカムの最上位機種です。マニュアル操作系統が充実しています。ビデオカメラのことをきっちりと勉強したい人はまずこれの機能をおぼえることから始めるのがベストかと。
●VX2100(ブイエックス2100)
VX2000の発展系です。暗部にも強いです。
<中型機種>
●TRV900(ティーアールブイ900)
ハンディカムのなかでは2番目のランクに位置するクラスですが、なにぶん古いです。パソコンにとりこむ際などしか出番がないかも
●TRV950(ティーアールブイ950)※写真
TRV900の発展系。もう古いですが1年の課題制作やインスタレーションにはまだまだ使えます。
ちなみに、液晶サイズは映像コースのカメラの中で最大級。
2.HDV・テープ系
ミニDVにハイビジョン画質を記録するというものです。従来のDVテープの読み出し、書き出しのほかDV・テープ系よりもはるかに美しい画像を記録できる機種です。
●Z5J(ゼット5ジェイ)※写真
ハイビジョンでの記録で京都精華大学映像コースではおそらく一番美しく撮れるビデオカメラ。というか精華大学で一番いいカメラはコイツです。ある程度カメラに詳しくないと扱え切れぬまま終わります。
●Z7J(ゼット7ジェイ)
Z5Jと同等のカメラ。コイツ、何がすごいかっていうとレンズが交換できるんです!ニコンの一眼レフ用のレンズがつけられるというツワモノですので、扱い方によってはかなり面白い表現ができるかも。
●A1J(エー1ジェイ)
上参照。HDVの中では一番小型なもの。
3.AVCHD・メモリー系
テープを買うのがめんどくさいとお思いの方、いいのありまっせ。
一応メモリー記録形のカメラがあります。しかもフルハイビジョンで。
●CX7(シーエックス7)
映像コースの一番コンパクトなビデオカメラです。
メモリー記録でフルハイビジョンが記録できます。
ただ!厄介なのは編集です。
いいパソコンじゃないとまず取り込みができません!あといいソフトがないと・・・。
行きはよいよい帰りが恐いならぬ、撮影はよいよい編集がめんどい形ですね。
あれ。いつのまにか日が昇っている。
どうも〜。需要なんて気にしないマギーのボーボーラボ、第5回をむかえました。
よく映像コースでこんな質問が飛び交います。
「映像系の資格ってあるの?で、それって就職の時役に立つの?」
というわけで今日は映像に関する資格の事をとりあげていきたいと思います。
一番メジャーな映像資格からいいますと、日本プロダクション協会主催の映像音響処理技術者資格認定試験です。くそ長い名前ですが、映像音響検定と覚えてくれたらよろしいかと。
ちなみにポスターが学校にもはっています。(何故か映像ではなくデジクリの教室の前に・・・)
これは、ポストプロダクション(編集業務)専門の資格であります。
ビデオ編集の仕事をする上での最低限の知識をつけるための資格試験であるといえます。
ちなみにどんな問題がでるかというと・・・
2007年度の問題より
コンポーネント信号とは、ビデオカメラなどから最初に出力される( a )・( b )・( c )や、この信号から作られた、輝度信号Y・色信号( d )・( e )などの信号である。
などの穴埋め・・・
100%問題集から出るので、わりと簡単です。
難易度から言うと、中学校2年の中間テストくらいです。
で、これの何か就職の時に有利かというと・・・
別に何にも有利になりません。いやマジで。
というかすべての資格にいえることなんですが、もっているだけで得するような都合のいい資格なんてありません。
ですが、この資格の勉強をしとくと、こんな場面で強くなります。
1.トラブル対処ができるようになる。
映像においてトラブルはつきもの。そんな時、映像音響検定で知識をつけておくと、対処する時間が圧倒的に短縮されます。あるていど知識がつくと、機械にどんな異常があるのか有る程度の判断がつけるようになります。
2.クオリティの向上
編集において何ができるか、何ができないかを有る程度知識としてつけておくと作業効率がたいへんよくなります。このため、結果手に作品にふれられる時間が増え、クオリティの向上へと結びついていきます。
もし、ビデオの知識をふかめたい、作品の向上につとめたい人は、一度勉強してみるのがいいかと。
JPPA 映像音響検定技術者資格HP
http://www.jppanet.or.jp/
どうも、昨日のブログを炎上させたマギーです。
さぁ今週もやってまいりました、書き手の誰もが基本中の基本と思いながらマニアック路線一直線のボーボーラボ。今日も基本をおさえるよ♪
今日は超基本中の基本です。
「MACかWindows、どっちがいいの?」
(写真は最新のwindowsパソコンと、少し前の世代のmacです。)
映像コースの1年生は毎年この問題に悩まされます。映像編集をいったいどんなパソコンですればいいのか、個人で所有するにはいったいいくらぐらいのパソコンが必要なのか。
そもそもmacとwindowsの違いってなんなんでしょう。
windowsはmicrosoftが開発したOS(パソコンを動かす基本プログラム)を使用するもので、このプログラムを搭載して動くパソコンはさまざまなメーカーから出ております。
macはAppleという会社がつくったパソコンで、OSからパソコンまで一社で作りきっています。
macはもともとグラフィックにすぐれていた時期があり、その当時では圧倒的な色数を画面に表示できたためクリエイターからは圧倒的な支持を得てきました。そのためデザイン事務所などでは昔からmacを使われております。また、ユーザー数が少ないためか妙なコンピューターウイルスが出回ることがほとんどなく、セキュリティー面でも優れているといわれています。映像編集においては業界トップをほこる編集ソフト「Final cut」などがあり、ソフトウェアの種類こそ少ないものの優れたソフトがいくつもあります。あと、GUIやプロダクトデザインがカッコイイそうですが、windowsユーザーの私にはいまだに好きになれません。美しいですが、愛着もてないです。
これに対してwindowsは、一言。安い。これにつきます。
30万円でmacでおんなじスペックのパソコンを買おうとするとなると、windowsなら確実に15万で買えます!(これマジ)そして、大量にパーツが出回っているため多少のことでぶっ壊れても、電気屋にいったら何かしらパーツが手に入るので自力で直せます。また、圧倒てきなユーザー数を誇るためにソフトの種類が非常に多いです。いい悪い別にして。しかも一本が安いです。
しかし圧倒的なユーザーを誇るためにウイルスまで種類が多いというのも難点・・・。
またデザインが壊滅的なまでにダサいらしく(macユーザー評)扱いにくいそうですが、慣れてしまえば別にどっちでも同じくらいの使い勝手ですんでさほど気にしないで下さい。人は見かけで判断しちゃいけない。
で、どっちを買えばいいんですかい?
結論からいいますと、映像コースではmacを推奨しています。というのも映像コースのコンピューターは全てmacだからです。先生や先輩含めてmacユーザーが圧倒的多数を占めるので、何かあったときに対応してくれる人間がそこらにいます。
また、映像などの大容量のファイルのやり取りになると、macとwindows間では移動したりコピーできない場合があります。そういったトラブルをさけるため、学生にはmacを進めているんです。
ではwindowsはダメなのか。いえ、決してそういうわけではありません。ちなみに私は根っからのwindowsユーザーですが、4年間windowsで困ったことなんてありません!!ほ、本当です。
身も蓋もないようですが、windowsだろうがmacだろうができあがるものは一緒です。
また、現在の所windowsの方が3DCGに強いです。
ですので、現在性能のいいwindowsパソコンの方は、新たにmacを購入する必要もないと思います。
また、windowsに慣れている人でしたら無理にmacを買う必要もないかと思いますが・・・。
実はmacにはwindowsを入れられる。
ちなみに、最近のmacではブートキャンプという機能がありまして、これはmacのパソコンでwindowsが使えるという機能です。(!?)ですので、すでにmacをお持ちの方で新たにwindowsパソコンが欲しいという方は電気屋でwindows7のDVDを買っちゃえば済みます。
ちなみに、逆、つまりwindowsパソコンでmacを使うという機能はありません。大人の事情です。
まぁ、一番いいのは「どっちも持っててどっちも使える」ことなんだけどね。